オールソールの靴修理。お気に入りの靴を完全復活

履き心地のいい、つい足を通してしまう靴ほど使用回数は多くなります。お気に入りの靴を改めて眺めてみれば、そこかしこにダメージを受けていることが分かるはずです。しかし、靴は修繕でまた生き返ることが可能です。かなりの痛みがあっても、オールソール交換をすれば履きこんだアッパーはそのまま、新品のような履き心地が復活します。今回は、靴修理の中でもオールソール交換についてご紹介します。

 

靴がダメージを受ける状況とはどんな時か

雨の日靴は生き物であり、かつ消耗品です。革を使用しているため、水に濡れることで革が柔らかくなり型が崩れやすくなります。そのため、雨の日に履いたり、また足の汗を吸収したりすることがダメージの原因になります。ただ、急な雨に降られることは起こり得ますし、足は毎日大量の汗をかきます。いずれも回避する方法はないため、靴の消耗は経年劣化であると言っていいでしょう。

もちろん、そのダメージを軽減することはできます。一つの靴を毎日履かず日替わりにしたり、購入時に防水スプレーを噴霧しておけば水分にもいくらか強くなります。月に1回程度柔らかい布で拭き、さらに靴専用クリームを塗りこむことでアッパーの痛みは最小限に食い止めることができます。

しかし、ソールに関しては消耗を回避することは難しいと言えるでしょう。特に、姿勢や歩き方の癖がある場合はかかとやつま先が著しくすり減ります。そうでなくても普段歩くのは土の上ではなくアスファルトです。固い地面にクッション性のあるソールを毎日こすりつけているのですから、クッションはだんだんと削れていきます。よく姿勢を正せば靴のすり減りが遅くなると言いますが、それでもなくなるわけではありません。ソールの摩耗を防ぐ方法は無いのです。

 

靴がダメージを受けると履く人にどんな影響があるか

そんな傷んでしまった靴を履き続けると、どのような影響があるのでしょうか。大きなダメージを負ったソールからは雨などの水分が侵食しますので、少々の雨で靴下まで濡れるような事態になることもあります。そこまでの痛みでなくても、すり減った角度をカバーしようとして歩く際にぐらつく、転びやすくなるというデメリットがあります。そうならないために人の体はバランスを取ろうとしますので、結果として体のゆがみや骨格のズレを引き起こすことがあります。日常的に姿勢が悪くなってしまうことも起こり得るでしょう。

また、ビジネスの場で傷んだ靴を履いていることは大きな印象ダウンです。アッパーはクリームなどでツヤを取り戻すことも可能ではありますが、かかとがすり減ったソールの靴を履いていることを隠すことはできません。年季の入った減り方であれば、後ろを振り向けば見えてしまいます。身だしなみを整えるという意味ではかなりのマイナスです。

靴は日用品であると共にファッションです。どのような状態の靴を履いているかで、その人の性格まで見えてきてしまいます。常に美しく保たれた靴を履くようにしましょう。

 

オールソール交換とは

それでは、傷んだ靴を補修する方法の中でも、オールソール交換とはどのような方法なのでしょうか。減りの少ない靴であればハーフソール交換という手段もあるのですが、更に深く、広範囲なすり減りに対応するのがオールソール交換です。目安としては、目に見えるすり減りの他、靴底を押してみてへなへなと凹んでしまうようならオールソール交換にした方が良いと言えます。

革靴の裏面を全面はがし、靴の傷み具合を見ます。その上で中のクッションであるコルクや鉄製、あるいは木製の心材などを取り換えます。靴の周りを縁取っている革も交換が必要であれば新しいものに変え、アウトソールを釘などで再度貼り付けます。ヒールを付け、きれいに縫合して終了です。

職人の手作業で行いますので、本格的な業者であれば3~4週間かけて補修する場合もあります。また、費用も再度靴を買いなおせるくらいの額がかかる場合もあります。
しかしその分、底材の湾曲なども見事に再現してくれますし、縫い目なども美しく仕上げてくれます。オールソール交換は単に靴底を変えるだけでなく、靴を解体して全てのチェックをし、補完する靴修理です。

それでは、傷んだ靴を補修する方法の中でも、オールソール交換とはどのような方法なのでしょうか。減りの少ない靴であればハーフソール交換という手段もあるのですが、更に深く、広範囲なすり減りに対応するのがオールソール交換です。目安としては、目に見えるすり減りの他、靴底を押してみてへなへなと凹んでしまうようならオールソール交換にした方が良いと言えます。

革靴の裏面を全面はがし、靴の傷み具合を見ます。その上で中のクッションであるコルクや鉄製、あるいは木製の心材などを取り換えます。靴の周りを縁取っている革も交換が必要であれば新しいものに変え、アウトソールを釘などで再度貼り付けます。ヒールを付け、きれいに縫合して終了です。

職人の手作業で行いますので、本格的な業者であれば3~4週間かけて補修する場合もあります。また、費用も再度靴を買いなおせるくらいの額がかかる場合もあります。しかしその分、底材の湾曲なども見事に再現してくれますし、縫い目なども美しく仕上げてくれます。オールソール交換は単に靴底を変えるだけでなく、靴を解体して全てのチェックをし、補完する靴修理です。

少々時間と金額のかかるオールソール交換。しかし、そのメリットは多大なものです。

まず、インソールとアッパーはそのままということ。長く靴を履いていれば、靴は自分の足型に育っていきます。足裏を支えるインソールもそうですし、革のアッパーは足型に伸びています。履きこめば履きこむほど快適になる靴を再度復活させることができるのです。ただし、逆にアッパーが歩き方の癖で革が崩れているようであれば、それを矯正することもしてくれます。自分の足型に沿いつつ、正しい形に整えなおしてくれるのです。

また、ただ底面を取り換えるだけでなく、靴の内側まで丹念に見てもらえることもメリットです。靴の緩衝材はたいていがコルクですが、水分を吸ったコルクはまるで粉のようにボロボロになっていることがあります。もちろん、そうなっていればコルクまで取り換えてくれます。ソール交換とは言うものの、本質としては靴の内面の総チェック、総取り換えをしてもらえるのです。

更に、補修の際にカスタマイズを受けてくれる業者もあります。例えば、ソールにゴムを使用するなどして雨に強い仕様にしたり、元よりも少しだけヒールの高さを出してもらったりとより自分の履き心地を追求することができます。オールソール交換は全体のバランスを見ながら行うので、少々の仕様変更も総合的なバランスで仕上げてくれます。

なにより、自分の一部となった靴をまた永く履けるということが最大のメリットです。オールソール交換を考えるほどの靴であれば、相当の年数を履いているはず。様々なシーンを共に乗り越えてきた相棒が美しく蘇った姿を見るのはとても快いものです。再び履いた時、慣れ親しんだ履き心地の上に新品のような快適性が加わり、靴に対しての愛着が増すでしょう。

 

オールソール交換で靴を更に使いやすく蘇らせる

高価な靴は快適な歩行を補助してくれますし、ファッションのキーポイントともなります。安い靴を買ってどんどん買い替えるという方もいると思いますが、高い靴でもリペアという選択をすれば費用対効果は高いです。

なにより、手入れをして気にかけたものを身に着けているという誇りは得難いものです。丁寧なケアで、お気に入りの靴と長く付き合ってください。

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